調査診断報告


樹木医による調査・診断についての依頼について

1件あたり経費として15,000円(原則旅費込み)をいただきます。
連絡用・専用メールアドレス jyumokui.hyogo@gmail.com
連絡先 山岡秀行 TEL 080-1502-3430


樹木医活動の報告 相談依頼のあった診断結果について



調査場所 兵庫県朝来市(民有地)
調査日 令和6年4月28日
調査した
樹木医
荒木衛、宮田和男、山岡秀行
依頼内容 クスノキ5本の内の1本に枝枯れが進行しているので診て欲しい。
状況・所見 クスノキの生育環境について、日当たりは良好、診断木南東側に塀がありその隣に溝があるが排水は良好、深植えではない。樹勢は概ね健全と見られた。高さ6.0m、幹周り1.14m、しかしながら、グーグルストリートビューでは11年前と1年前の状態を確認すると数年前から樹勢が徐々に低下していることが見て取れた。
調査・診断結果 ・周辺樹木の状況と根系調査から原因は白紋羽病と推測された。
・樹勢回復の見込みはないと判断。
・他へ伝染しないように伐採・抜根を推奨する。
・抜根後の土壌消毒などについて報告する。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県神戸市須磨区(民有地)
調査日 令和6年4月21日
調査した
樹木医
平賀耕介、山岡秀行、木村昭義、荒木衛
依頼内容 カキノキが道路に面しているので倒木の心配がないか診断してほしい。
状況・所見 カキノキ 1 本 、サトザクラ 1 本、ビワ 1 本の点検・外観診断
調査・診断結果 ・カキノキは、打診音など異常無し。剪定による姿勢制御などについてアドバイス。
・サトザクラは、樹勢回復の措置、被圧の原因除去についてアドバイスを行う。
・ビワは、枯れ枝が多く、原因についての説明。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県神戸市東灘区(民有地)
調査日 令和6年3月6日
調査した
樹木医
今井妙子、車周輔、山岡秀行、山田裕司
依頼内容 サクラが弱っているようなので診て欲しい。
状況・所見 ソメイヨシノは約70年前に植栽。ソメヨシノ4本の診断
調査・診断結果 ・4本それぞれの状況について報告。継続診断、精密診断について推奨。
・剪定による樹形制御、その他病害虫対策のアドバイスを行う。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県佐用郡佐用町(社寺)
調査日 令和6年3月9日
調査した
樹木医
山岡秀行
依頼内容 ツバキが弱っているようなので診て欲しい。
状況・所見 ヤブツバキの樹勢はおおむね良好。高さ4.5m 幹周り1.68m
調査・診断結果 ・根元の保護、施肥について、その他病害虫対策のアドバイスを行う。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県洲本市(民有地)
調査日 令和6年3月2日
調査した
樹木医
山岡秀行
依頼内容 カキノキが弱っているようなので診て欲しい。
状況・所見 カキノキの樹勢は良好、主幹には心材腐朽、主枝には剪定由来の樹皮欠損がみられる。高さ4.5m 幹周り0.96m
調査・診断結果 ・心材腐朽、剪定痕の処置、その他病害虫対策のアドバイスを行う。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県相生市(民有地)
調査日 令和5年12月16日
調査した
樹木医
山岡秀行
依頼内容 数年前より剪定後にクロマツが弱ってきている。
状況・所見 マツノザイセンチュウ病には罹病していない。幹には昔に施工された樹幹注入痕からの幹割れがある。根系は深植えの状態。
調査・診断結果 ・クロマツは、病気の被害は軽微、マツの葉枯病とマツクイムシ対策のアドバイスを行う。
・キャラボクは、枯れた枝は早めに切除し、夏場には日除けなど暑さ対策のアドバイスを行う。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県丹波篠山市(民有地)
調査日 令和5年12月16日
調査した
樹木医
荒木衛、山岡秀行
依頼内容 住宅を新築するにあたり敷地内の樹木への影響についての診断
状況・所見 クスノキ、イチョウ、イイギリ、カヤ他
北側は開けた土地、南側は遮蔽物の無い道路に面している。東側は数階建ての建物があるが敷地の半分程度面している。西側の隣地には高さ20m程のイチョウが生育している。
調査・診断結果 ・調査結果や今後の処置及び対策については各樹種毎に報告。
・新築建設時の注意点については、①施工時に現況木が深植えにならないよう注意。②建設機械等による土壌の固結に注意。
③やむをえず太い根を切断する場合の処置等についてアドバイスを行う。
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県神戸市北区(民有地)
調査日 令和5年10月22日
調査した
樹木医
山岡秀行、平賀耕介
依頼内容 敷地内の樹木21 本について、危険度判定など樹木点検を行ってほしい
状況・所見 サクラ類18本、ヤマモモ2本、ケヤキ1本(計21本)外観診断を実施。
調査・診断結果 ・サクラ類の一部で幹・根元の樹皮・枯死欠損腐朽が進行しており、倒木のリスクが高い状態であり、倒木リスクの高い場所の伐採の推奨
・敷地外への影響のある大枝の剪定と腐朽の進んだ枝の剪定除去の推奨
・その他詳細は非公開。
調査場所 兵庫県養父市(民有地)
調査日 令和5年9月30日
調査した
樹木医
山岡秀行
依頼内容 クロマツの葉の色に異常が見られるために診断してほしい
状況・所見 樹冠全体に葉の変色あり。葉全体が茶色に変色、もしくは葉の付根に緑色を残し茶色に変色。
調査・診断結果 簡易ベールマン法によるセンチュウ検査において、マツノザイセンチュウを確認したため、他へのマツ材線虫病感染予防のため伐採を進めた。
調査場所 兵庫県神戸市須磨区(企業地)
調査日 令和5年9月23日
調査した
樹木医
山岡秀行、荒木衛、平賀耕介
依頼内容 クロマツの葉の色に異常が見られるために診断してほしい
状況・所見 ・樹冠全体に葉の変色あり。葉全体が茶色に変色、もしくは葉の付根に緑色を残し茶色に変色。
・針葉上に黒粒点(菌体)あり。
・幹切削による樹脂滲出は微粒が僅かに確認できる状態。
・根系部の確認では細根に外生菌根は見られず、φ5mm程度根枯れた根が見られた。
・樹皮の欠損や腐朽なし。
調査・診断結果 大半の葉が変色、落葉し、一部葉の付け根が緑色を保った状態。
赤斑葉枯病の激害によるものと推測された。
今後の処置としては、来春に新葉の芽吹きを確認し、下記の処置を行うことを奨励した。
・感染源となる落葉した罹病葉の回収
・病害拡大防止のため、枝葉への殺菌剤散布(キノンドー等)
・マツ材線虫病感染予防のため、幹枝への殺虫剤散布(マツグリーン等)
・菌根菌の接種による樹勢回復処置
調査場所 兵庫県赤穂市(民有地)
調査日 令和5年3月12日
調査した
樹木医
山岡秀行
依頼内容 アカマツが剪定後に赤くなってきているので診断してほしい
状況・所見 傾斜地に自生しているアカマツ。
松葉は褐変していて幹にはヒトクチタケの発生が確認できた。
過去のザイセンチュウ予防のための樹幹注入痕や薬剤による幹割れも軽微ではあるが見られた。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
既にマツノザイセンチュウ病に罹病しているため、治療は困難であるため早めの伐採を推奨。
調査場所 兵庫県神戸市垂水区(民有地)
調査日 令和5年3月12日
調査した
樹木医
山岡秀行
依頼内容 ソメイヨシノ(2本)にキノコが生えているので診断してほしい
状況・所見 ソメイヨシノは当該地進入路の西側斜面に植栽され40年生。植栽地の面積は約30㎡くらいで24度の下り勾配。
ソメイヨシノ2本ともに子実体(キノコ)が生えていて枝枯れが進行している。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
土壌の乾燥による樹勢の衰退が原因である。乾燥防止として、土壌の改良及び土留工などが必要。枝枯れ等は切除して防腐処置を推奨。
調査場所 兵庫県明石市(民有地)
調査日 令和5年1月8日
調査した
樹木医
荒木衛、山岡秀行
依頼内容 2~3年前から冬場落葉せず春先まで枯葉が残ったり、葉が異様に小さかったり、枯れ枝があちこちにみられる。すぐ横に植えていたサンショウが昨年夏に枯れ、幹を折ると中にシロアリのような虫がいっぱいいたので、モミジが大丈夫か診断してほしい。
状況・所見 モミジ概要 樹高4.5m、幹周48㎝
樹勢不良(冬季の落葉が遅れるなど原因)
・昨今の夏季の猛暑や梅雨時期の少雨、季節不順によるストレスの積み重ねによる樹勢不良
・深植えによる通気性の悪化
・カミキリムシによる加害が見られた。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
①深植えによる通気性悪化に関して、
表土に透水性・通気性・硬さを改善する土壌改良材を攪拌することにより改善を促す。
②カミキリムシの穿孔加害に関して、
穿孔性害虫用薬剤の散布回数と散布濃度を変更しての薬剤散布の奨励
③腐朽部の処置とシロアリへの対応について助言をする。
調査場所 兵庫県豊岡市(民有地)
調査日 令和4年12月4日
調査した
樹木医
山岡秀行、浅田哲也、田中昌樹
依頼内容 アカマツの調子が悪くなってきたため診断してほしい
状況・所見 樹高6.0m、幹周82㎝、樹齢50~60年と推測。
地下水位が高く、根腐れによる樹勢不良と診断する。
調査・診断結果 赤斑褐色病に対しては、殺菌剤の散布
根系については土壌改良と菌根菌の生育環境の改善の助言を行った。
調査場所 兵庫県宝塚市(民有地・ゴルフ場)
調査日 令和4年11月29日
調査した
樹木医
山岡秀行、荒木衛、中村辰巳
依頼内容 ユーカリの弱っているため、診断してほしい
状況・所見 ユーカリ18本を調査、全てが樹勢不良で経過観察が5本あった。
調査・診断結果 ユーカリの樹勢調査と危険木調査結果を報告し伐採も含めた今後の管理方針を助言した。
調査場所 兵庫県宍粟市(社寺)
調査日 令和4年9月11日
調査した
樹木医
鳥越茂、山岡秀行、山田裕司
依頼内容 クロマツの剪定を行ったところ、今年7~8月頃より一部の葉が褐変落葉し始めた。松のザイセンチュウ病による枯死も心配
状況・所見 簡易なベールマン法で鑑定、材線虫が確認されなかった。夏場に葉が褐変するもう一つの原因としてマツの赤斑葉枯れ病が考えられるので、褐変部を調べ赤斑葉枯れと診断。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
① 来年5~6月にかけて種類の違う殺菌剤を交互に3~4回散布する
② 幹の周囲約1メートルの範囲に簀の子を敷いて踏圧を防ぎ、現在の土と通気性の良い火山性土壌とを入れ替る土壌改良を推奨。
調査場所 兵庫県淡路市(学校)
調査日 令和4年8月26日
調査した
樹木医
鶴田誠、山岡秀行 荒木衛
依頼内容 シンボルツリーのオリーブの食害とゲッケイジュの診断
状況・所見 オリーブ
枝葉の枯損は主に下枝や南側に集中しており、オリーブアナアキゾウムシの幼虫に穿孔されたことにより通導組織がダメージを受けさらに南側からの強い日差しによって枯損が助長されている。
ゲッケイジュ
カメノコロウムシ、ルビーロウムシ、シイノコキクイムシの食害とすす病の併発。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
① 樹木周辺・株元の除草清掃など。
② 捕殺の奨励と薬剤散布。
③ 樹幹内のオリーブアナアキゾウムシが他のオリーブに移らないようにするために樹幹部をネットで巻き被覆する。
④ オリーブ周辺に土壌改良を施す。
⑤ゲッケイジュについては、カイガラムシ用薬剤の散布、殺菌剤の散布シイノコキクイムシは被害部位切除。
調査場所 兵庫県猪名川町(公共)
調査日 令和4年5月12日
調査した
樹木医
森脇由佳、鶴田誠、鬼丸貞英、荒木衛 他1名
依頼内容 クロマツの樹勢不良
状況・所見 日当たり良好。勾配があり、表面排水は良好。
約 20 ㎝程度の深植えとなっている。
針葉にまだらな褐色の斑紋、褐色または灰褐色に変色した枯死部、枯れた針葉に生ずる分生子堆が確認。「赤斑葉枯れ病」、「褐斑葉枯れ病」と考えられる。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
① 根圏へのエアレーションを推奨。
② 成長期には植物活力剤の土中灌注を小まめに行うことを推奨する。
③ 銅水和剤(キノンドーやドウグリン、Z ボルドー)の散布
④ 落葉した葉を集めて焼却。落葉のある地面にも殺菌剤を散布。
⑤ひこばえ、胴吹きの対策
調査場所 兵庫県佐用郡佐用町(民家)
調査日 令和4年4月19日
調査した
樹木医
井上泰幸、鶴田誠、鳥越茂、寺岡里江子
依頼内容 樹齢100年以上のギンモクセイの樹勢不良の原因調査と今後の治療方針
状況・所見 ギンモクセイ、樹高 4m 枝張り南北 2.5m 東西 2.5m 根元周 1.2m
南向きの枝およびひこばえの一部にはいくつかの葉が見られるが、それ以外は新芽は見られない(主幹の地上50cm の所に胴吹きが1本あり、新芽は出ていない)
全体的にここ数年で枯れたように見られる。
調査・診断結果 今後の対策として以下の処置について助言をした。
① 倒木対策 腐朽部の処置
② ひこばえ、胴吹きの対策
③ 土壌根系改善
④ 定期観察
調査場所 兵庫県加西市(民有地)
調査日 令和4年4月6日
調査した
樹木医
山田裕司、荒木衛、鶴田誠、鳥越茂、宗實久義
依頼内容 戦時中に植栽したアベマキの樹勢不良
状況・所見 診断結果はメーリング(らくらく連絡網)にて、報告済み
調査・診断結果 診断結果はメーリング(らくらく連絡網)にて、報告済み