兵庫県支部・研修会など報告

日本樹木医兵庫県支部会員の技術向上を目指します

令和4年2月20日 活動 千年フジの剪定

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開催日 :令和4年2月20日
 ヘリテージマネージャー研修、樹木医研修
場 所 :大歳神社(宍粟市山崎町上寺)
指 導 :樹木医 安田邦男氏
参加者 :鳥越 茂、安田邦男、鶴田 誠、竹見一洋 樹木医
内 容 :フジの冬季剪定
目 的 :千年フジの剪定を実施
本研修は平成26年より継続して実施しています。
今回は兵庫県支部の安田邦男樹木医が講師となり実施しました。
作業前、約20人の参加者に集まってもらい、作業方法を説明しました。これまではフジの蔓が上に伸びていたので、上を向いた蔓は短く剪定する作業をお願いしてきました。この作業が徹底し藤の花は棚から下に伸びるようになってきました。しかし、蕾が少なくなっていると感じられたので、今回は花芽を出来るだけ残して剪定することにし、参加者に目的と方法を説明して剪定にかかりました。
この作業は午前中でほぼおわり、午後からは樹木医3名で、蔓を棚に沿わせる作業を行いました。全体から見ると1/4程度しか出来ませんでしたが、今後ともこの作業を続け棚から垂れ下がった沢山の長い花を見ることが出来るようにしたいと思います。
報告:鳥越

令和3年11月30日 秋季研修

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開催日 :令和3年11月30日(月)
研修内容:内尾神社のスギ追跡調査報告会(
指導・講師:枡岡望 樹木医・山田祐二 樹木医・鳥越茂 樹木医
場 所 :丹波市氷上町三原13 内尾神社・氷上町上 新庄 かどのの郷
参加者 :14名
○テーマ:平成 8 年度の内尾神社スギ治療と追跡調査結果(見学と実習)
枡岡望樹木医により 内尾神社の“神前のスギ ”(市指定天然記念物 について平成 8 年に樹勢回復工事を行った当時の状況と今回の追跡調査結果について現地で解説。続いて“かどのの郷” 会議室に会場を移し施工当時の写真と今回の調査結果を対比させパワーポンとで説明。 施工時、腐朽部を削り取るとき形成層を丁寧に残すことの重要性を解説した 。
○テーマ:樹木活動におけるドローンの活用
山田祐二樹木医によりドローンを飛ばして“神前のスギ” を上空から撮影し、新たな調査法の可能性について解説。引き続き“かどのの郷”でドローンの映像をズームに送り現場に行くことなく関係者間で 協議可能なことを解説。今後の樹木診断と活用範囲について説明した。
○テーマ:皆で一緒に樹木診断
鳥越茂 樹木医により令和 2 年度から3年度にかけて行った樹木診断 6 事例について結果と現在の状況をパワーポイントで解説し、問題点と課題について参加者全員で討議した。

令和3年7月26日 シロアリ駆除研修

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開催日 :令和3年7月26日(月)
研修内容:木材の腐朽とシロアリについて 見学・実習
指導・講師:沖濱宗彦 樹木医
場 所 :兵庫県三木市別所町
参加者 :6名
沖濱樹木医は、木材の腐朽とシロアリについてのエキスパートです。今回はシロアリ防除の技術講習と食餌木の埋設について学びました。
詳細(研修資料)については、メイリング(らくらく連絡網)にて、会員の皆様へ報告しました。

令和3年6月5日 活動 千年フジの剪定

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開催日 :令和3年6月5日
 ヘリテージマネージャー研修、樹木医研修
場 所 :大歳神社(宍粟市山崎町上寺)
指 導 :樹木医 鳥越 茂氏
参加者 :荒木、伊藤(美菜子)、木村 、鳥越、中村 、吉岡 、森、安田(邦夫) 樹木医
内 容 :フジの剪定
目 的 :千年フジの剪定と誘引を実施
本研修は平成26年より継続して実施しています。今回は兵庫県支部の鳥越茂樹木医が講師となり実施しました。当フジは令和3年2月21日に冬期剪定を行っており、今回は夏期剪定を行いました。午前中は千年フジ保存会約30名の方と樹木医8名も一緒に剪定し ました。午後からは樹木医メンバー8 名だけで主として1年生枝について、長い花房を着生する最適箇所について、当年枝の剪定位置を変えて剪定し、剪定位置を決める基礎資料とします。22本のフジ当年枝に№テープを巻いて剪定し、当年枝の根元からの芽数を数えて剪定し記録しました。来年5月には着花状況を調べ、長い花房が得られる剪定箇所を決めたいと思います。

令和3年2月21日 活動 千年フジの剪定

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開催日 :令和3年2月21日(日)
 ヘリテージマネージャー研修、樹木医研修
場 所 :大歳神社(宍粟市山崎町上寺)
指 導 :樹木医 安田邦男氏
参加者 :浅田哲也、荒木衛、伊藤美菜子、石山恵信、伊達寛、鳥越茂、安田邦男、山岡秀行 樹木医
内 容 ::千年フジの冬期剪定
目 的 :
本研修は平成26年より継続して行っており、千年フジを対象とした技術研修で今回は当支部の安田邦男樹木医が講師で実施しました。
境内600㎡には8本のフジがあり、中心に幹周は約3mの県指定天然記念物千年フジがあります。フジの管理は大歳神社氏子が中心となった千年フジ保存会により行われていますが、フジの咲きが悪くなったことから平成7年、当支部に指導の依頼があり、平成26年からは支部会員の研修の場としても使わせてもらっています。
当日は剪定法について研修しました。剪定により花を棚より下に垂らすために剪定の指導を受けました。 蔓は栄養状態により太いものから細いものまであり、長さもマ チマチです。花が咲くのは主に短い枝ですので、この花芽は残さないと 花は咲きません。しかし、短い枝に沢山付いているつぼみを全部残すと房が短くなるので、 2 、3 個残して剪定します。藤棚全体の蔓の配置を考え、光が良く当たり花芽に栄養が当たるように剪定することが大事です。
千年フジは環境庁の全国香百選 にも選ばれているように沢山の花 が咲き、香りの強いことで有名です。沢山の花と長い房を付けることを両立させる剪定は技術的に難しく、一度の研修では身につかないので、今後も研修を続ける必 要があります
(報告:鳥越)

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