令和5年2月25日 活動 千年フジの剪定

開催日 :令和5年2月25日
 ヘリテージマネージャー研修、樹木医研修
場 所 :大歳神社(宍粟市山崎町上寺)
指 導 :樹木医 安田邦男氏
参加者 :鳥越 茂、安田邦男、森 幸久、荒木 衛 他6名の樹木医
内 容 :フジの冬季剪定
目 的 :千年フジの剪定を実施
本研修は平成26年より継続して実施しています。
今回は兵庫県支部の安田邦男樹木医が講師となり実施しました。
1) フジの剪定実践
 講師の安田樹木医が千年フジ保存会のメンバー(約 20名) を含め全員に今年のフジの状況について説明。 全体に花芽が小さくこれまでと同じ剪定方法を行うと花芽がなくなってしまう恐れがあるので、長く伸びたツルのみ先端を少し切る程度に 止めるよう指導。樹木医は作業台に上り短枝(花芽が付きやすい)を元気なつるに 付ける 方法に挑戦しました。 作業後 各自の剪定枝にはナンバーテープをつけ来年結果を見ることができるようにしました。
2)フジの管理法について
 社務所で行った座学は鳥越樹木医が担当しました。令和 3 年と 4 年に行った剪定結果についてパワーポイントで説明し、目的通りの結果にならなかったものについては 、その原因と今後の取り組み について全員で検討しました。
 屋外では 近年千年フジの葉色が悪い原因は根系の伸長不良にあるのではと考え、スノコをめくり根系を調べました。千年フジの周りを取り囲んでいる玉垣が根系の伸長を阻んでいる 可能性があり 、 地表面に出ている根系を玉垣から外に出す方法について 検討し 、 令和 5 年度の研修で実施を目指すことになりました。
報告:鳥越

2023年03月04日