令和5年10月22日 広報活動の報告

姫路市 姫路城大手前公園で開催された「ひょうご里山フェスタ2023」に兵庫県支部として出展しました。

ひょうご里山フェスタは、“森林は県民共通の財産である”との理解のもと、本県では、公的関与による森林管理の徹底や「里山林の再生」などを「新ひょうごの森づくり」として平成14年度から独自に展開してきました。そのような中、スギ・ヒノキ人工林については、対策が充実する一方で、農村の過疎化や高齢化等により里山林を管理する担い手が一層と減少しつつあり、里山林をいかに維持管理して行くかが、森づくりにおける課題として顕在化しつつあります。
そこで、県民が里山への理解を深めるとともに、里山を守り育てる意識醸成の場として位置づけ、「ひょうご森のまつり」から「ひょうご里山フェスタ」に名称を改めて開催をしています。

開 催 日:令和5年10月22日(日)9時30分~15時00分
場   所:姫路城大手前公園(姫路市本町 68)
テ ー マ:「豊かな里山を未来へ 今、私たちができること」
コ ー ナ:樹木医の活動紹介「樹木医は木のお医者さん」
参加樹木医:兵庫県支部 5名

【展示内容】
 ・クビアカツヤカミキリ防除対策の普及啓発
 ・ 樹木診断機器の展示
 ・樹木医関連の中古図書の展示・販売
 ・樹木・庭木相談
 ・粘菌の標本の展示 ・樹木診断、治療器具展示
 

天気にも恵まれ多くの来場者が訪れていました。
日本樹木会兵庫県支部のブースにも、多くの方々が訪れていただきました。
特にクビアカツヤカミキリについては、親子連れなどに成虫の標本や穿孔の被害材を見ていただきながら、被害の実態と危険性等について説明し、腐朽啓発活動を行いました。

 


2023年12月19日